反対意見が出る提案やアイディアこそチャンスの種だった
何か提案をしたとしましょう。
「いやぁ、それは素晴らしい!やっちゃいましょう」
と、全員が賛成することって、ほとんどないです。
反対意見が出る=チャンス
少し難しそうな意見が出ると、必ずと言っていいほど出るのが
『反対意見』です。
「それは難しいので、出来ないですねぇ」
なんて言葉が発せられたら、それはチャンスと思いましょう。
え?なんでチャンス?
と思うかもしれませんが、こんな理由です。
半日休暇制度の導入に見るチャンスの理由
以前、私は、半日有給休暇制度の導入を提案しました。
その時は、あっさりOKをもらったのですが(^_^;)
でも、考えてみたら、会社側にはデメリットなのです。
今までは、早退や遅刻分を、給料から引けたわけですから、人件費削減となりました。
でも、有給扱いになりますので、半休取得は、会社側にメリットがありません。
本来であれば、反対意見が出てもおかしくないのです。
しかし!
もし反対意見が出たとしても、安心しましょう。
半休を導入することで、最終的にどうなるのか?というのが重要です。
それを、説明できればいいだけなのです。
つまり、半休制度を導入することで、職員が働きやすくなります。
今までは、遅刻とか早退するくらいなら、有給で休んだほうが良い。
という選択をしていた可能性があります。
しかし、半休があれば、半日だけ休んで、あとの半日は仕事をすることができます。
現場にとって、人員がいることは、メリットです。
うちは介護施設ですから。
働きやすい職場は、職員が定着する確率が高いです。
職員が定着すると、採用コストと教育コストが抑えられます。
つまり、会社にも、職員にも、どちらにも大きなメリットなわけです。
いわゆるWin-Winな関係を築くことができるのです。
参考になる記事がありますので、リンクを貼っておきます。
有給休暇とコミュニケーション
少し話しを変えます。
有給休暇は、職員に与えられた権利です。
しかし、早退や遅刻、欠勤は、権利ではありません。
有給休暇は、休日だけでは癒せない場合にリフレッシュする、などの理由で取得するのがベターです。
病欠を有給扱いにするとか、そういうのはなるべくやめた方がいいですね。
そんなわけですから、わざわざプライベートな理由を、会社にいう必要はないわけで、理由が「私用のため」で、全く問題はありません。
が、例えば、他の地域へ旅行に行くとします。
北海道から東京とか。
それ自体は、素晴らしい有給の使い方なので、良いとか悪いとかではありません。
しかし、災害や事故などで、帰って来られない確率が高くなります。
そうなると、予定よりも多く休むことになりますね。
事前に、そういう情報があれば、シフトを組むなどの業務を行う、管理的な職にある人にとって、最悪のケースを想定することができるのです。
災害とか事故とかあれば、休むかもしれないという、心の準備ですね。
これはつまり、リスクマネジメントにも繋がるのです。
これこそが、職場のコミュニケーションの元となるのです。
そもそも、権利を主張する場合は、義務を果たしてから。
これを忘れてはいけませんよ。
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